子供は、乳歯から永久歯に生え変わりますね。
小さな乳歯が生えていた場所に、
乳歯より大きな永久歯が乳歯より数が多く生えるわけですから、
同じ大きさの顎では、綺麗な歯並びになるはずがありませんね。
では、永久歯が綺麗に並ぶように、どうすればいいでしょうか?
綺麗な永久歯の歯並びを手に入れるには?
ランが、反対咬合を治すために、話を聞きに行った
2件の歯医者とも同じことを言っていました。
「乳歯が詰まって綺麗に生えそろっているから、
永久歯が生えたら、ガタガタになります」
と。
歯医者さんは、乳歯の生え方を見るだけで、
永久歯がどのように生えてくるのか、大体わかるのだそうです。
ランは、今は歯並びがとても綺麗なのですが、
顎が小さいようで、 永久歯が生えるとそうはいかないようです。
永久歯の歯並びに関しては、
不正咬合とか関係なく、顎が小さいと悪くなってしまうようですね。
同じあごに、乳歯の1.2倍の大きさの永久歯が、
乳歯より8本多く生えてくるわけですから、
同じ大きさのあごに生えてきたら、大変なことになることは分かりますね。
やはり親が、子供が小さな時から気を付けて、
永久歯の歯並びを少しでも綺麗にしてあげたいものです。
綺麗な永久歯の歯列にするには?
永久歯を綺麗な並びで生えそろうようにするには、
永久歯がすっきりと綺麗に並ぶ大きさのあご(歯の土台)を
育てるしかありません。
数ミリ足りないだけで、歯は前後になってしまいますので、
数センチ足りないとなると、あらぬ方向から歯が
出てくるということになってしまいます。
あごの骨を大きく育てる時期はまず乳歯の時期です。
乳歯の歯1本1本の隙間が、あごがちゃんと育っていることの証明となります。
4~5歳で、上下前後の12本の歯のすべてに
隙間が空いていれば、永久歯が生えてきても
綺麗に生えそろうだけのスペースがあるということになります。
乳歯の間に隙間ができるようにあごを大きく育てるには、
とにかくあごを鍛えるしかないそうです。
あごを鍛えるって?
という感じですが、方法はとても簡単です。
とにかく噛む!
これしかないそうです。
とくに固いものを与えなくてはいけない、ということではなく、
食材を増やし、1日3食をしっかり食べることが大切です。
出来れば、一口で30回噛むようにするとより良いようです。
右で10回、左で10回、両方の歯で10回という具合にです。
少し遅いかもしれませんが、ランにも一口30回噛むように言っています。
すぐ忘れてしまうようで、なかなか難しいですが、
少しでも顎が大きくなればいいな、と思っています。
顎が少しでも大きくなって、永久歯が少しでも綺麗に並んでくれると、
後の歯並びの矯正もしやすいのではないかと。
あとはキシリトールガムを噛ませるようにしています。
美味しいので、自ら進んで噛んでます。
ガムなんて、と思われるかもしれませんが、歯医者で
小さな顎を発達させるためにオーラルガムを勧められることも
あるそうです。
歯の矯正は本当に不快で痛みも少なからずありますので、
こういった少しずつの工夫で
少しでも矯正期間が少なくなれば、と思っています。
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