出っ歯の早期矯正はムダ!
矯正はいつから始める?
日本歯科矯正専門医学会が、
子供の出っ歯の矯正を
早期の段階から行うべきではないという
診療指針を作成しました。
うちは不正咬合ではありますが、
子供の歯の矯正をしている親としては、
とても気になるニュースです。
出っ歯の早期矯正はしないほうがいい?
日本歯科矯正専門医学会は、
子供の出っ歯の矯正治療は、
永久歯が生えそろわない早期の段階で
治療を行うべきではないという診療指針を作成し、
国内で初めて一般向けに公表しました。
出っ歯の早期治療をしない方がいい理由は?
外国の17本の論文から、
永久歯と乳歯が混ざっている7〜11歳の出っ歯について、
早期から治療を継続した患者と、
永久歯が揃った後に治療を始めた患者で
歯並びの改善度合い・治療効果に差がなかったそうです。
出っ歯の矯正はいつからすればいいの?
データからいくと、出っ歯は、早期治療だけでは改善されず、
ほとんどは再度治療が必要になるため、
同じ治療結果であれば、早期治療を行わないという
判断も必要になりそうです。
ただ、歯の矯正については個人差もあり、
データ上からだけで判断するのは難しいというのも現実のようです。
実際には早期治療によって永久歯になってからの治療が
不要になるという人も多く、個人の歯の状態などにもよります。
いつから矯正を始めればいいのか、ということは
やはり歯科医師の判断に任せるしかないのではないでしょうか。
今はネットでいろいろ情報がありますので、
しっかりとした歯科医師に判断を任せるためには
口コミなどを見て、下調べをするのもいいかもしれません。
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