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ヒルドイドという薬は赤ちゃんや子供がいると
結構処方される保湿剤かもしれません。
ただ、赤ちゃんにも使用できるということで、
なめてしまったり、誤飲、目に入ったりという
心配な事態も起きがちです。
そんな時の対処法や、ヒルドイドの副作用についてまとめました。
ヒルドイドとは?
赤ちゃんや子供の肌トラブルでよく病院で処方されるのが
「ヒルドイドソフト軟膏」や「ヒルドイドローション」という
乾燥肌に効果的な医薬品です。
ヒルドイドは、肌がデリケートな方も安心して使える保湿剤です。
赤ちゃんや子供に使用する時、親として気になるのは副作用のことですね。
ヒルドイドの赤ちゃんへの副作用は?
ヒルドイドは肌が弱い人や赤ちゃんでも
基本的に安心して使用できる保湿剤です。
が、正しく使用していなかったり、体質によって、
肌トラブルが起きてしまったりということはあるようで、
『赤み、発疹、痒み』という軽い副作用が出ることがあります。
ヒルドイドを赤ちゃんがなめたり誤飲したらどうなる?
赤ちゃんはとにかくなんでもなめたり、
いろいろなものを口にしてしまいがちですよね。
ヒルドイドを塗った部分を指でつついて舐めたり、
床に置いておいたヒルドイドを飲んでしまった、ということも
実際あるようです。
もし乳幼児がヒルドイドをなめたり、誤飲してしまったらどうすれば良いでしょうか?
ヒルドイドに含まれているヘパリン類似物質は含有量が少なく、
この成分によって中毒症状が出る可能性は低いそうです。
ヒルドイド自体、体に有害な成分はほとんど含まれていないので、
赤ちゃんがヒルドイドがついた指をなめてしまった、などという場合は、
ほとんど問題ありません。
チューブなどの容器から直接誤飲してしまった場合、
基剤にお腹がゆるくなる成分が含まれているため、
吐き気や下痢という症状がある場合がありますが、
重大な副作用というのはほぼ心配ないそうです。
共産制や今日アルカリ性のものを誤飲した場合、
水や牛乳などを飲ませるなどの処置がありますが、
水なども無理に飲ませる必要はないようです。
やはり乳幼児に処方されやすい保湿剤ということで、
安全性は高いようです。
もし赤ちゃんや子供がなめたり、誤飲した場合、
安全性の高いヒルドイドだったことに教訓を得て、
ヒルドイドを含め他の薬などの置き場所や管理方法など
今後の対策を考え直したほうがいいですね。
ヒルドイドの赤ちゃんの口や口周りへの使い方は?
赤ちゃんの口の周りにヒルドイドを塗るとやはりなめてしまう
ということがあります。
が、なめても上記のようにほとんど副作用的な影響はないので、
口の周りがカサカサしている、という場合、
ヒルドイドを塗っても構いません。
口の周りは荒れやすいので、たっぷりのお湯で洗ってあげるなどの
ケアも重要ですね。
ヒルドイドが赤ちゃんの目に入るとどうなる?
ヒルドイドは、目の中には使ってはいけませんが、
目の周りには使用してもいいようです。
ただ、まぶたなど皮膚が薄い部分に塗ると、
赤みが出た、という場合もあります。
心配な場合、目の周りにはあまり塗らないほうがいいかもしれませんね。
ヒルドイドはまぶたには塗りにくいテクスチャのようです。
私はまぶたに使用したことはないですが、
ちょっとゆるいので塗りにくいかもしれません。
もし目に入ってしまったら、十分に洗い流してください。
ヒルドイドの赤ちゃんへの正しい使い方!
安心な保湿剤とはいえ、ヒルドイドの乳幼児への正しい使い方を
覚えておきましょう。
ヒルドイドを塗るタイミングは?
1日数回に分けて塗りましょう。
一番ベストな塗るタイミングは、入浴後です。
塗る量は?
患部にちょこっと乗せる程度です。
塗り方は?
指の腹で優しく塗り広げます。
あまり肌を刺激しないように軽く塗ります。
すり込みすぎると痒みが出ることがありますので、気をつけましょう。
ヒルドイドの主成分の『ヘパリン類似物質』は、
血行促進効果があるため、
出血時や、肌の炎症がひどい時は症状が悪化する場合がありますので、
じゅくじゅくした肌荒れがある場合は使用しないようにしましょう。
赤ちゃんにも安心で肌に優しい保湿剤は?
子供の肌はデリケートなので、
できるだけ肌の負担のないものを使用するほうがいいです。
ヒルドイドは、保湿剤として処方されますが、
湿疹にはあまり効果がありません。
湿疹には私の子供もそうでしたが、
ステロイド系の薬を処方されたりします。
ワセリンにも湿疹を治す効果はありません。
乾燥が原因の肌トラブルは保湿をしっかりしてあげることで
ほとんどの場合、よくなります。
保湿をしても症状が良くならない場合は、
アレルギーなどの可能性も考えられるので、
小児科を受診しましょう。
私も旦那も手荒れにこの保湿剤を使用していますが、これを塗ってから
水仕事をするとなんだかバリアができている感じがします。
(実際、肌にバリア層を作るという保湿剤なのですが)
赤ちゃんの肌は大人より薄い皮膚なので、
安心安全に使える保湿力の高いものを使ってあげたいですね。
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