子供の歯科矯正は、随分迷うところがあると思います。
特に幼児で永久歯が生えそろっていないのに、
歯科矯正をしても意味がないのでは?と
思っている親御さんが多いのではないかと思います。
私も今回、歯科矯正の相談に行くまではそう思っていました。
実際に歯科矯正の相談で歯科医から具体的に話を聞き、
自分でもネットで調べて思ったこと、調べたことを書いていきたいと思います。
子供(幼児)に歯科矯正は必要?
私は、歯科医の話を聞いて、また、ネットで調べて、
子供(幼児)から歯科矯正をする方がいいのかな、と思い始めました。
特に反対咬合の場合は、早く治療を始めたほうがいいようです。
まず、大人の場合、顎の形成が出来上がっていますが、
子供はまだ成長段階です。
ですので、うちの場合ですと、反対咬合で上下の歯の位置を入れ替えるわけですが、
まず上下の場所を入れ替えることで、永久歯が正常に生えてくる土台が出来るそうです。
また、顎の位置を改善することで、顎周辺の筋肉などの形成も正常にされるそうです。
昔は幼児は歯科矯正はできませんでしたが、
現在では幼児から歯科矯正が出来る矯正器具が出てきていることから、
幼児から歯科矯正を始めることが可能となっています。
特に幼児からの矯正だと、ムーシールドという器具を使用できることがメリットに感じました。
ムーシールドは、寝る時に口の中に装着するもので、
寝ている間に舌や口腔周囲の筋肉を矯正することで、
反対咬合が改善されるというものです。
寝ているときに装着するということで、本人の負担も少ないのではないかと思いました。
このムーシールドを使用出来るのは、4~6歳くらいで、
7歳くらいからは、床矯正といって入れ歯のような器具で
前歯を押し出すのだそうです。
以下の場合には、小児矯正を行うことによって特に大きな治療効果が期待できます。
・アゴが左右どちらかにずれている場合
・受け口 (下アゴが上アゴより前に出ている)
・極度の上顎前突 (出っ歯)
・開咬 (噛んだときに前歯が全く噛まない)
・歯の生えてきた位置が悪く、後から生えてくる歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合引用元:http://www.ha-channel-88.com/
大人(12歳以上くらい)になってからの矯正は、
抜歯が必要となったり、費用も多くかかってしまう場合があるそうです。
まだ乳歯でいずれは矯正を、と考えている方は、
一度歯医者で相談をされてみるといいかもしれませんね。
歯の状況は一人一人違いますし、
矯正をするのも早い方がいい場合とそうでない場合があると思いますが、
相談だけなら、ハードルも低いですし、何か所かで相談をしてみて
それから考えればいいのではないでしょうか。
相談だけは早いに越したことはない気がします。
私も今回、思わぬきっかけで、歯科矯正をしよう、と決めたわけですが、
やはり専門家の話を聞いてみなければわかりませんものね。
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