先日、子供の右太ももの後ろに赤い発疹のようなものが
できていました。
旦那はぱっと見、
「ダニでしょ」
と言っていましたが、どう見てもダニレベルの発疹ではありません。
布団も掃除したばかりでしたし。
私が思うに蕁麻疹(じんましん)だと思うのです。
ランがもっと小さな時にも背中とか同じような
赤い発疹ができたことがあり、
病院に行くと「じんましんですね」と言われたことがありました。
蕁麻疹って時間が経つと消えたりしますが、
一体なんなのでしょうか?
蕁麻疹の原因や治療方法などまとめました。
じんましん(蕁麻疹)の原因は?
今回、ランの蕁麻疹らしきものに対しては、
幼稚園に行く時間だったのもあり、
以前も時間が経つと消えてしまったことから、
特に何もせずに送り出しました。
かゆみはないということだったのですが、
念のため、掻かないように言っておきました。
案の定、帰宅したランの足は綺麗になっていました。
以前、蕁麻疹で病院に行った時、
原因はわからないんです、と言われ、
何か軟膏をもらったような気がします。
蕁麻疹とは?
蕁麻疹は、なんらかの刺激に体内のヒスタミンが反応して
部分的に赤みを伴う皮膚の盛り上がり(膨疹)が現れる皮膚病の一種だそうで
激しいかゆみを伴うことが多いようです。
特に子供は皮膚が薄く機能も未熟なため、
ちょっとした刺激などに反応しやすく、
蕁麻疹ができたりするようです。
ちなみに、蕁麻疹という名前は、蕁麻(別名:イラクサ)という
植物に触れた時にあわられる皮膚の症状と似ていることからきています。
蕁麻疹の原因は?
蕁麻疹の原因は複雑に絡み合っているため、特定するのは難しく、
7割くらいは原因不明だそうです。
が、原因がわかっているものもあり、アレルギー性(食べ物、食品添加物、動植物)と
非アレルギー性(摩擦、圧迫、暑さ、寒さ)があるそうです。
アレルギー性 |
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食材 | 小麦、そば、乳製品、卵、落花生、エビ、カニ、果物類、青魚、豚肉、タケノコ、もち、食品添加物など |
動植物 | ハチ、蕁麻、ゴム |
薬剤 | ペニシリンなどの抗生物質、解熱鎮痛剤、降圧剤、咳止めなど |
非アレルギー性 |
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物理的刺激 | 摩擦、圧迫、肌のこすれ、草や虫との接触、急激な温度変化、紫外線、大量の汗、振動、日光など |
その他 | ストレス、疲労など |
もし蕁麻疹が何度も出るなどの場合、上の表の原因を
頭に入れておき、注意しておくと原因を特定しやすいかもしれません。
じんましん(蕁麻疹)の対処法は?
蕁麻疹は、皮膚が赤く腫れ、一気に症状が現れるものが多く、
数分〜数時間くらいで綺麗に治るのが特徴です。
稀に1ヶ月ほど蕁麻疹の症状が続く【慢性蕁麻疹】になることもあります。
(1ヶ月以内に治る蕁麻疹は【急性蕁麻疹】と呼びます)
蕁麻疹が現れたら、掻かないようにしましょう。
血行が良くなると蕁麻疹が悪化しやすいので、
安静にし、お風呂は湯船につからずシャワーにしましょう。
病院は最初に蕁麻疹が現れた時には小児科に行ったほうがいいようです。
蕁麻疹の原因を調べてくれたり、症状にあった薬を処方してくれたりします。
非アレルギー性の場合は、十分な休養をとらせてあげましょう。
また、まれに気道や腸の粘膜に蕁麻疹ができ、
呼吸困難や下痢をともなことがあり、危険ですので、
すぐに病院を受診するようにしましょう。
蕁麻疹の予防法は?
蕁麻疹は原因が不明のことが多く、
予防が難しいものです。
が、蕁麻疹が現れた時の1時間ほど前に何を食べたか、
何をしたか、などを思い出すことで、原因を特定しやすくなります。
アレルギーに関わる食材を食べたり、動植物に触ったりしているかもしれません。
血液検査などでアレルギーの原因が判明するかもしれませんので、
思い出す限りのことを病院の先生に伝えましょう。
原因がある程度わかれば、そのアレルギーの原因となるものを
遠ざけることで、蕁麻疹になる可能性を低くすることができますね。
過労・ストレス・睡眠不足も蕁麻疹の原因となりますので、
規則正しい生活を心がけましょう。
ランの場合は、今思えば汗が原因かも、と思います。
夜、どうしても汗をよく掻くので。
子供は自分でアレルギーの原因を取り除くことができないので、
親が注意して、なるべく蕁麻疹にならないようにしてあげたいですね。