先日、子供が結膜炎のため、定期的に
眼科に通っている話を
で書きましたが、
先生から、目のために野菜を食べることと共に、
肝油ドロップを食べさせるように勧められました。
なんでも目に良いとか。
あまり深く考えたこともなく、言われるがままに買い与え、
子供に食べさせているのですが、子供に対する効果や
そもそも肝油ドロップとは?など、気になり調べてみました。
肝油ドロップとは?
肝油ドロップは、クジラ・タラ・サメ・エイなどの肝油に甘みを付け、
ドロップにしたものです。
肝油(かんゆ)は、タラやサメ、エイの肝臓に含まれる液体、
およびそれから抽出した脂肪分。
サメやエイなどの軟骨魚類は浮き袋を持たないため、
海水より比重の軽い油を肝臓に蓄え、浮力を得ている。
引用元:wikipedia
肝油は、昔、日本の食生活で不足しがちだったビタミンAやビタミンDを
補給するため、用いられていました。
肝油はとても生臭く、不味いものでしたが、精製されたり、甘みを加えたり、
改良されていきました。
1911年に、河合製薬にてドロップ化に成功し、
本来、肝油は液体で摂取するものでしたが、
ドロップの肝油が瞬く間に普及していきました。
ちなみに、現在の河合製薬の肝油ドロップは、肝油ではなく、
化学的に合成されたビタミン類を使用したビタミン剤ということです。
肝油だと思っていたのですが、実は肝油ではなく、
ビタミンのサプリメント、ということなのですね。
原材料は下記のようになっています。
原材料名 : ショ糖、水飴、ブドウ糖、ビタミン(V.C、V.A、V.D)、ゲル化剤(ペクチン)
寒天、クエン酸、アラビアガム、香料、クエン酸Na、β-カロテン
(参考 : 『ビタミンC肝油ドロップ』の[原材料名]より)
幼稚園で購入している肝油ドロップ
今、ランは幼稚園に通っているのですが、
幼稚園で肝油ドロップを少し安く購入できるという用紙を
1年に1度くらい貰ってきて、1缶だけ購入できます。
うちでは、薬局でもともと肝油ドロップを購入していたのですが、
肝油ドロップ、結構高いので、ありがたく注文をしています。
うちで注文している肝油ドロップは、【ビタミンC肝油ドロップ】でオレンジの味です。
丸い形をしており、食感はグミに似ています。
とても美味しいお菓子のようなので、子供は喜んで食べています。
病院の先生から、肝油ドロップの食べ過ぎは良くない、
と言われていたので、
最初、1日1粒ということで、ランに与えていました。
が、先日、ランに「幼稚園の友達は1日3粒食べてるよ」と言われ、
食べたそうにしているので、缶の表示を見てみました。
3粒も大丈夫そうだったので、
1日3粒食べてもいいよ、と許可を出すと、
毎日嬉しそうに、肝油ドロップを食べていました。
が、ある時、気づいたのですが、
ランが明らかに3粒以上食べているではないですか!
驚きました。Σ(゚Д゚;)
子供の自主性に任せ、1日3粒という約束を守っていると思っていたのですが、
いつの間にか、ランの中で、自由に食べたい時に食べてもいいアメ、という
認識にすり替わっていたようです。
ヽ(゚Д゚)
と、怒り、
「副作用があるかもしれないんだよ!」と諭し、
1日3粒から1粒に減らし、食べ過ぎないように言ったのでした。
肝油ドロップの子供に対する効果は?
肝油ドロップの効能としては、目が見えにくくなるとり目(夜盲症)や、
骨の石灰化障害のくる病の予防 です。
ビタミンAやビタミンDが含まれ、
目の乾燥、夜盲症などを防ぐ効果があるようです。
ビタミンA : 夜間の視力の維持を助けるとともに、
皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンD : 腸管でのカルシウムの吸収を促進し、
骨の形成を助ける栄養素です。
ビタミンC : 皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、
抗酸化作用を持つ栄養素です。
(参考 : 『ビタミンC肝油ドロップ』の[栄養成分の機能について]より)
子供は特に野菜をあまり食べなかったりするので、
栄養の補助という意味でも良いようです。
病院の先生からも、野菜をできるだけ食べさせるように、と
通院させるたびに、毎回言われましたが、
なかなか難しく、肝油ドロップを勧めてくれたのかもしれません。
肝油ドロップの大人への効果は
肝油ドロップの効果は大人にもある!何粒食べればいい?をごらんください。
肝油ドロップの摂取しすぎによる副作用は?
ビタミンA、ビタミンDは、摂取しすぎると、肝臓に肝臓に蓄積されていくため、
急性中毒や慢性中毒などの副作用を引き起こす可能性があるようなので、
美味しいからと言っても、食べ過ぎには気を付けたほうがいいですね。
適量を守って摂取する必要があります。
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