子供の睡眠時間が以前からとても気になっています。
というのも、うちは基本的に就寝時間が遅く、
ランもほとんど23時以降に寝るという生活でした。
(赤ちゃんの時は、赤ちゃんのペースでずっと寝てましたが)
でもやはり子供は早く寝たほうがいいとずっと聞いています。
最近、意識して早く寝かせるようにしていますが、
子供にとっての理想的な睡眠時間は何時間なのでしょうか?
また、子供の睡眠不足はどのような影響があるのか、
寝かしつけのコツなど調べてみました。
子供の理想的な睡眠時間は何時間?
子供は一体何時間眠るのが理想的なのでしょうか?
10時間未満 | 7% |
10〜12時間 | 44% |
12〜14時間 | 47% |
14〜16時間 | 2% |
(環境省などエコチル調査(約2万6000人対象))
↑の表によると、12〜14時間寝ている子が一番多いですね。
3〜5歳は、10〜13時間の睡眠が推奨されているそうです。
どうも10時間以上の睡眠時間が理想のようです。
睡眠が10時間未満の7%の子供たちは寝不足ではないかと懸念されているそうです。
ランは今まで基本的に8時間睡眠だったので、
睡眠が足りていない、まさに寝不足状態ですね。。(;;)
最近は9時くらいに寝るようにしているので、11時間くらいの睡眠です。
今のペースを保てるようにしなければ、と思います。
子供は何時に寝ている?
子供が大体何時に寝ているのかを調査した表が↓です。
午後10時以降 | 29% |
午後9時台 | 51% |
午後8時台 | 14% |
午後7時台 | 2% |
午後6時台 | 3% |
(環境省などエコチル調査(約2万6000人対象))
約3割の家庭で、午後10時以降に子供を寝かせているということなのですね。
母親の労働時間が長いほど、午後10時以降に寝る子供の割合が高くなっているそうです。
共働きの家庭が増えているということも子供が遅く寝る要因の一つのようです。
確かに母親が働いているとご飯もお風呂も遅くなってしまいますよね。
私も週に何日か働いているので、どうしてもご飯やお風呂が遅くなりがちです。
幼児期の睡眠不足による影響は?
子供の睡眠不足の影響は気になっていましたが、
やはり良い影響はないようです。
主に下記のような悪影響があります。
- 認知能力の遅れ
- 精神症状に悪影響
- 将来の肥満リスクが高くなる
幼児期に睡眠不足だと、成長すると、
思考力や理解力など認知能力の遅れを招いたり、
イライラしたり、落ち着きがなくなるなど精神症状に悪影響が出たり
するようです。
また、肥満リスクが高くなるなど良いことはありませんね。
睡眠不足が学校に上がってからも続くと、成績の悪化にもつながります。
こんなに悪影響があるのなら、生活習慣による睡眠不足は直せるので、
早めに取り組んだほうが良いですね。
学校でも生活習慣を改善する取り組みが行われ始めています。
大阪の堺市のある中学校では、今年度から早寝を促す”眠育”に取り組んでいます。
この学校では、年間30日以上欠席する生徒を調べたところ、
8割以上が午前0時以降に就寝していることがわかったそうです。
が、”眠育”によって、休みがちだった生徒の4割で欠席日数が減ったそうです。
”眠育”の授業とは、睡眠が体や心にいかに大切か書かれた本を中心に
午前0時までの就寝を指導、中学生は1日8〜9時間睡眠、
寝る直前のスマホやTVは、脳に刺激を与えて眠りが浅くなることなどを教えているそうです。
文部科学省も今年度から全国7つの自治体の学校で睡眠アンケートや生活アドバイスなどの
実証研究がスタートさせるなど、”早寝早起き”で体内時計を整える活動を推進していくそうです。
睡眠って本当に大事ですね〜!
小さい子供の寝かしつけのコツは?
睡眠が大事!とわかっていても、子供が小さいとなかなか寝てくれなかったり、
困っている方もいらっしゃると思います。
私もランが小さい時はなかなか寝てくれなくて大変でした〜(ノ_-。)
寝たと思って離れると、すぐに泣き始めたり。。
最近は、旦那の絵本読み聞かせ後に一人で寝てくれるので
ずいぶん助かっているのですが。
寝かしつけのコツは、
絵本の読み聞かせやベビーマッサージなど、
毎日寝る前は決まった行動をすると良いそうです。
こうしたら寝る時間なんだ、と習慣づけをすると寝やすくなるのだそうです。
また、足元を温めると体をリラックスさせることができ、
眠りのスイッチを入れることができるそうです。
環境づくりも大切で、寝かせたい時間の30分前には部屋を少し暗くする、
ということも効果的だそうです。
子供が早く眠れる環境を作るのはなかなか難しいですが、
体や脳を作っている子供には、やはり睡眠を十分取れるようにして、
小さいうちから健康な体づくりをしていきたいですね。