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子供が生まれて、少しずつ少しずつ成長し、
初めて歯が生えた時の喜びは忘れられないものです。
私も小さな歯が生えてきた喜びを今も覚えています。
それと同時に、虫歯にならないように気をつけなきゃ、
と思った覚えがあります。
乳歯の虫歯の予防方法や
もしなってしまった時の治療法などを
ご紹介します。
乳歯が虫歯になりやすい3つの理由
実は、乳歯は永久歯より虫歯になりやすいのです。
理由としては、下記の3点が考えられます。
- エナメル質が薄い
- 虫歯が白い
- 自分で歯磨きができない
エナメル質が薄い
乳歯は、永久歯に比べ、歯の表面のエナメル質が薄く、
少しの汚れでも虫歯になりやすいのです。
虫歯が白い
乳歯に虫歯ができても、大人のような黒い虫歯ではなく、
白や黄色味を帯びているだけなので、
見た目で気づきにくく悪化しやすいです。
白い虫歯のまま、永久歯よりも早い速度で
虫歯が悪化していきます。
また、子供の歯は隙間が多く、歯と歯の間の虫歯により
歯が削られても気づきにくいのです。
自分で歯磨きできない
そもそも歯が生えてきても
子供は自分で歯磨きができません。
その割にミルクを飲んだり、おやつを食べたりと
虫歯になりやすい食生活をしています。
親が気をつけて歯磨きをしてあげるしかないのですが、
忙しいとおろそかになったりしてしまうことも。
子供は歯磨きをしてもらえなくても、
自分でしようとは思いませんし、できないので、
どうしても虫歯ができやすい状況となってしまいます。
乳歯を虫歯から守る予防法!
歯磨き
子供の乳歯を虫歯から守る予防法は、
とにかく親が歯磨きをしてあげることです。
朝昼晩の歯磨きが難しい場合は、
寝ている間が一番虫歯になりやすいので、
夜寝る前だけでも集中して歯磨き(仕上げ磨き)をしてあげましょう。
特に歯と歯の間、歯が噛み合う部分が虫歯になりやすいので、
念入りに磨きます。
私は子供に朝昼は簡単に磨き、(たまにしない時もありました)
夜寝る前には少し念入りに歯磨きをしていたと思います。
虫歯菌の感染予防
よく親がキスしたり、口移しでご飯をあげたりすると
虫歯菌が移る、と聞きますよね。
実際、生まれたばかりの子には虫歯菌はいないそうです。
共通のスプーンを使わない、など
子供に虫歯菌を移さないようにしたほうがよさそうです。
そうは思いつつ、私もやっぱり自分の箸で子供にご飯をあげたり
欲しいといわれれば自分の食べかけもあげたりと
絶対、虫歯菌移ってるよね?と思うようなことを
いっぱいしてきました。^^;
実際、育児をしていると、子供の口の中を無菌に保つのは、
なかなか至難の技に思えます。
私と同じような経験がある方は、
虫歯菌除去成分が入った歯磨き粉というものがあるので、
それを使ってみるのもいいかもしれません。
(乳児から使えます)
うちももう1年ほど使ってますが今も虫歯はなく、
私から移ったかもしれない虫歯菌はもう除去されているかも?と、
親である自分の気持ちも楽になりました。
もちろん今も娘に虫歯はありません。
(その歯磨き粉については、歯磨き粉【ブリアン】が子供に良い5つの理由!デメリットは?で
詳しくご紹介しています)
あまり神経質にならない程度に、
できれば虫歯菌が感染しないように
気をつけたたいですね。
乳歯の虫歯の治療法は?
早い子は、1歳くらいから虫歯があるそうです。
乳歯に虫歯ができた場合、1,2歳だと
治療はできないので、それ以上進行しないように薬剤を塗布し、
治療ができる年齢になってからの虫歯治療になるようです。
虫歯になりかけの場合、フッ素を塗って予防することで
再石灰化が進み、自然に治ることもあるようです。
小さな虫歯だとレジンという歯と同じ色の詰め物をして
終了する場合があります。
ひどい虫歯になると神経を取り除いたり、
永久歯に影響が出るような虫歯の場合は抜歯をすることもあります。
小学生になる時、一斉に健康診断が行われ、
歯の検査もあったのですが、
やはり虫歯の子はいて、小学生になる前に虫歯を治療してきてください、
と言われていました。
列に並んで検査なので、その話が聞こえてくるのですが、
乳歯でもやっぱり虫歯になるんだ、と
実感した覚えがあります。
いずれ生え変わる乳歯といえども、子供の大切な歯。
やはり守ってあげられるのは、親しかいないわけですから、
できるだけ気をつけてあげたいですね。
子供の虫歯予防に役立つ【ブリアン】はこちら→