子供が霰粒腫の切開手術!
経過と術後の注意点は?
先日、子供が大きくなってしまった
霰粒腫(ものもらい)の切開手術をして2針縫いました。
切開手術後に気をつけることや
抜糸やその後の経過などをまとめました。
子供の霰粒腫の手術後!
で書いた霰粒腫の切開手術の翌日に傷口の消毒のため
病院に行きました。
消毒の日、病院自体は祝日でお休みでしたが、
救急外来で対応してくれることになっていました。
事前に前日の手術時に予約していましたが、30分ほどは待ちました。
予約時に紹介されていた眼科の先生が診てくれました。
眼帯を外すまでは、どんな状況になっているだろう、と
とても不安でしたが、傷は綺麗にふさがっており、
状態も悪くなさそうに見え、ほっと一安心しました。
その後、丁寧にいろいろ気になることなどの説明をしてくれ、
消毒をしてくれました。
傷を守るために眼帯をしたほうが良いのかと
思っていましたが、逆に眼帯はしないほうがいいそうです。
目立つし、片目になって見えにくくなるので
かえって危ないそうです。
どうしても傷を隠したいとかであれば、
絆創膏を横半分に切ったものを患部に
貼っても良いそうです。
実際先生が少し実践してくれましたが、
絆創膏がちょっと目に入りそうで
逆に危なそうだったので、絆創膏はやめることにしました。
ランが学校でお友達に何か言われるのが嫌で
傷を隠したがっていたのですが、
縫合している糸も、まつげの延長のような感じに見えるので、
大丈夫、と先生に言われてなんとか納得していました。
傷には軟膏を1日3回塗ります。
目に入っても大丈夫なものなので、
目の”きわ”まで塗ってください、と言われました。
綿棒で塗ってもいいということでした。
霰粒腫の切開手術後の注意点は?
消毒の日は、手術翌日で、
傷はまだ完全に塞がっていないような状態なので、
どのように生活すればいいのかが気になりましたが、
そのあたりも先生が丁寧に教えてくれました。
お風呂
手術後は、湯船ではなくシャワーをする。
目の近くはパシャパシャと手で水を当てる程度に。
シャワーの水の勢いで流してもいい。
学校
学校には普段通り行ってもいい。
体育
体育はしても良いということでしたが、
何か当たって傷が裂けたりすると怖いので、
1週間ちょっとは休ませました。
ちなみに、血流が良くなると腫れがひどくなるそうです。
砂遊びはダメ。
土を患部につけないようにする。
ついに抜糸!
抜糸は一週間後に行われました。
糸を引っ張られた時、少し痛かったようですが、
ちょちょっと糸を切ってすぐに終了しました。
糸を切った後、バレエのレッスンをすると痛みが出たようで、
早退する羽目になりました。
家ではばたばたと暴れまわって?いたので、
バレエは大丈夫だと思っていましたが、
大丈夫そうに見えてもやはり傷が痛むことはあるようですね。
ちなみに、抜糸後や治りかけは痒くなることがあるそうですが、
患部を掻いたり触ったりしないように言われました。
その後の経過
その後、傷はまだ残っていて目の下が赤く見えるものの、
状態は良く、特に問題なく過ぎています。
眼科に定期健診に行きましたが、
目薬も軟膏もやめて良いということで、
久々に目薬などの薬から解放されています。
傷はまだ残っていて、目の下に赤みがあるように見えますが、
これも徐々に薄まっていき、子供だと半年から1年ほどすると
ほぼ傷はわからなくなるそうです。
それでも半年から1年もかかるのか〜!
と先生の話を聞いて驚きましたが、
まー、傷が治るのであれば問題ありません。
先日、無事に七五三の写真も撮り終え、
綺麗な顔で写っていたのを見て
ほっとしました。
手術で切っていなければ、この写真はないわけで、
痛々しいままの姿だったのか、と思うと
やはり切開してもらってよかったな、と思います。
手術時のランは可哀想でしたが、ランも今では
切ってよかった、と言ってくれているので
一安心です。
まー、でももう痛い思いはしたくない、と
ラン自身もあんな大きな霰粒腫は作るまいと
朝起きたら綺麗に目を洗ったり、
前髪を結んで目にかからないようにしたり、
自分なりに気をつけることができるようになったのも
怪我の功名、ということでしょうか。
霰粒腫になりやすい体質というのは変わっていないので、
より気をつけて目を清潔にするとか、
野菜を食べるとかするしかないのですが、
もう切開手術ということはないように願いたいものです。
ちなみに、今回の定期健診から眼科医の方が
違う先生になりました。
今まで何年も担当してくださっていた先生に最後の最後に
手術をしていただいたことになります。
本当にお世話になり、感謝でいっぱいです。